ピアノの詩人ショパンの名曲特集:通称も有名な代表曲10選

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ショパンの曲、好き!!憧れますよね。

そのエレガントで美しい旋律にうっとりする方は多いでしょう。

ショパンが生きた1820年代は、ピアノにとって画期的な改良や発明がなされた時期でもあります。

フェルト性ハンマーによる音の余韻、張力ある弦を存分に堪能するような豊かで煌びやかな曲の数々。

ピアノの詩人と呼ばれるショパンの独奏曲の中には、比較的初期段階で弾きやすい名曲もあります。

この記事では、後から付けられた愛称でまであまりに有名なショパンの名曲の数々を、その生涯と共に紹介します。

ポーランド出身の作曲家で世界的ピアニスト「ショパン」

あなたは、ショパンと聞くと何を連想しますか?

ショパンコンクール、ノクターン、別れの曲、雨だれ、、、ジョジュルサンドとの大恋愛

曲名やそのエレガントな旋律のメロディを思い浮かべる方は多いでしょう。

ショパンの両親は共に音楽を嗜んでおり、幼少は母の奏でるポーランド民謡のピアノを聴いていたようです。

そして早くも10才前後、ポロネーズ(ポーランド起源のダンスや舞曲)を作曲。

以降次々と作品を生み出し、即興曲や変奏曲、さらには遺作も数多く残されています。

ショパンの年代と作品傾向:

・10才前後:ポロネーズ(ダンス曲)、ピアノソナタ、ワルツ(円舞曲)、ノクターン(夜想曲)

・20才前後:マズルカ(舞曲)、エチュード(練習曲)、スケルツォ(諧謔曲)、バラード(詩曲)

・30才前後:プレリュード(前奏曲)、アンプロンプチュ(即興曲)

リストやメンデルスゾーンなどとの交友関係をもち、違いに影響し合いながらも短くも39才死去。

そんなショパンの、激的な生涯がこもった名曲の数々をその時代背景と共に紹介します。

革命のエチュード(練習曲作品10-12):祖国独立への絶望

技巧ピアニストとして有名な友人のリストに献呈された練習曲。

「革命」という通称は、リストによって名付けられたようです。

※source:  https://www.free-scores.com

冒頭の高音の和音、そしてガタガタと崩れ落ちるような絶妙な切ない音階。

一貫して鍵盤を上下する左手の16部音符が、不共感や感情の激しさを一層際立たせています。

練習曲の1曲であるこの曲。技術的には、左手をの音の細やかさがキーになります。

一方で、感情表現は右手、同じフレーズをくりかえずごとに変化する音数や付点のリズム音が絶妙です。

当時ショパンの祖国ポーランドは、実質ロシアの一部のようになっていた時代でした。

そのポーランドが独立を目指し反旗を翻したのは1830年11月。そして1831年鎮圧。

この武装反乱は「11月蜂起(カデットレボリューション)」と呼ばれ、その熱も冷めやらない1831年に作曲されました。

ショパンが21才の時の時の作品です。

革命のエチュードの練習ポイント:

・左手の音の粒を揃える意図のリズム練習を効果的に活用

強弱の切り替えを意識する

・感情表現は右手のリズムや装飾の変化を強調

・左手は音の高低と強弱が連動するものの地響きのように淡々と

「革命」と名付けられたエチュード、地響きのような左手と感情が交錯する右手のコントラストが特徴的です。

そのひたすら続く左手の16歩音符には、混沌の中にも乱れない強い信念が感じられます。

そして、冒頭の高音と対比するように低音で静かに終わる末尾。

革命という名からは鎮圧に伴う絶望や落胆との連動のようにも聴こえ、その余韻が印象的に際立ちます。

別れの曲(練習曲作品10-3):通称は映画のタイトル

この曲知ってる!!誰もが思う名曲です。

1832年に作曲されたこの練習曲は、ショパンの伝記映画「Abschiedswalzer」のイトルが愛称になりました。

つまり、ドイツの映画に使用されたこの曲、通称がついたのは作曲から約100年後の1934年以降ということになります。ちなみに日本では、1935年にフランス語版が上映されたようです。

曲の構成は、冒頭部の哀愁漂う静かなメロディ、そして同じ旋律が最後にも繰り返される典型的A-B-A型です。

穏やかで優しさ溢れる冒頭部は、#が多いもののゆったりのテンポで、初心者にも挑戦しやすい名曲です。

とはいえ中間部、煌びやかながら絶妙な不協和音感の極みは、不安や葛藤を連想させる脆さが際立ちます。

そして、激しい副旋律部とのコントラストにより、後半の主旋律は一層の余韻感を醸し出し、葛藤に疲れてうとうと眠りにつくようにも聴こえてきます。

10代のうち祖国ポーランドを離れ、以降一度も帰国することはなかったというショパン。

祖国からの別れ、祖国を離れることによる友人や恋人からの別れ。

副旋律の後半に感情が昂るような煌びやかで華やかな山場があります。

とはいえ全体としては一貫して優しく穏やかで、愛情溢れる旋律に満ちています。

別れの曲の練習ポイント:

・基本的に右手高音部の穏やかで優雅な旋律を堪能

・主旋律の伴奏部は静かで旋律を引き立てる漣のようなイメージ

♯との交錯する副旋律の混沌とした箇所は、徹底した片手練習

中間部の煩雑な箇所は、片手ずつに分けて音を拾うことで、音の遷移の特徴を掴むことができます。

音が煩雑、変化が激しい、速い!などの箇所は細かく区切って、ゆっくり音を舐める練習をオススメします。

片手がスムーズになるまで弾き込むことで、両手であわせた時の和音の深みはより一層際立ちkます。

華麗なる大円舞曲:ピアノのためのワルツ(作品18)

印象的なイントロで「あぁ!」となる名曲のワルツ初出版の1番、華麗なる大円舞曲。

一貫して規則正しい3拍子が印象的です。

※source: https://s9.imslp.org/

曲風は軽快で華やか、根本にあるポーランド民謡的舞曲間と当時ヨーロッパに広がっていたウィンナーワルツの影響を存分に受けた名曲です。

同じ音の連打によるファンファーレ的な静と、巧みな装飾音使いによる動の遷移の華やかさは特に印象的です。

まさに「ワルツの典型」といわんばかりの規則正しい3拍子。

その一拍目でリズムをとる典型的ワルツ感は、右手のアクセントやペダル使いでも鮮明に強調されています。

華麗なる大円舞曲の練習ポイント:

同音の連打は指づかい(同じ音を「3・2・1」と違う指で弾き代える)に着目!

・ワルツ感は左手の1泊目のスタッカートとペダル使いで表現

・ダンスのステップ感を際立たせる装飾音は軽やかに

・コーダ部の半音階はクライマックス!どこまでも華やかな右手を煌びやかに

1833年、ショパンが23才の時に作曲された大円舞曲。

指づかいやペダル使いなど、そのワルツ感を際立たせる要素が至る所に散りばめられています。

さらに、全て♭長とはいえ、変ホ長調(フラット3つ)と変ニ長調(フラット5つ)間を行き来する転調も華やかさを触発します。

華やかさと煌びやかさ「これぞ踊らずにいられようか!?」といわんかりの身体がムズムズする名曲です。

幻想即興曲:幼馴染の友人により出版された遺作(作品66)

この曲綺麗だよねぇ。。。多くの人が憧れる1曲。

即興的なインスピレーション感が強く透明感ある音階やアルペジオが印象的なメロディです。

※source: https://s9.imslp.org/

聴いているとただただ滑らかで優雅ですが、幻想感の元は、徹底した左右のリズムの独立です。

冒頭部は、左手3音に対して右手は4音、中間部は同じく左手3音に対して右手2音

その規則正しい音並びの中に、美しい優雅な旋律が浮き出してくるような構造になっています。

曲構成は、別れの曲と同じく典型的な複合3部形式(A-B-A)。

冒頭部は左手は2拍6連符に対し右手は16部音符。

転調する中間部は、左手は変わらず2拍6連符でありながら、右手は8部音符の連鎖。

まさに練習曲の極みというような規則正しい音並びが特徴的です。

1934年、ショパンが24才の時に最初に作曲した即興曲であるといわれいています。

頭で考えると、論理的には左右をどう合わせるのか混乱しそうな音構成です。

幻想即興曲の練習ポイント:

・徹底した片手練習(左手のアルペジオと右手の半音階)

・左右を合わせる時には2拍分の音を一括りで左右の独立感を意識

・中間部の右手旋律は、優雅でありながらも、基本は「a temp(テンポ通り)」を継続

・コーダ部は中間部の右手旋律をなぞるような左手の旋律。静かに穏やかな余韻を意識

規則正しい音並びから、音の連打と絶妙なリズム感が醸し出す無数に思える音の連打。

そして、優雅な旋律と伴奏を左右双方で奏でる箇所も組み込まれた静と動のコントラスト。

まさに練習曲的要素満載の名曲です。

告別(ワルツ集作品69-1):25歳の甘い恋の詩

ゆったりとエレガントな旋律が際立つ名曲。

恋に落ちた女性に別れ際に贈ったワルツで、恋のためらいや気持ちの昂りが優しく散りばめられています。

※source: https://s9.imslp.org/

軽快で鮮明な旋律、中間部の踊るような軽快な一節。

冒頭部の主旋律を軸に、変奏曲のように感情豊かなフレーズが垣間見える愛らしい曲です。

あなたがどう表現したいかを意識することで、曲風は無限に広がります。

躊躇うような鍵盤の行き来、心躍るようなリズムの変化、そして、思いを馳せような優しい和音。

踊るためというよりは演奏者の感情表現により音調は無数に変化します。

演奏という意味では、シンプルな音使いで初期段階から音は追いやすい構成です。

とはいえ、演奏者の想いによりバラエティ豊かな表現が可能であり、演奏表現力が育つ1曲でもあります。

別れのワルツの演奏ポイント:

・優雅な右手の旋律を活かす表現を重視

・副旋律部の旋律の繰り返し(2回・3回)に感情の起伏を乗せた表現に着目

・あくまで旋律を奏でる右手は自由に、左手は安定感の律儀な3拍子でコントラストを

まずはさまざまな演奏を聴いて、あなたの感情にマッチする表現を探してみることをオススメします。

あなたが気に入った演奏に寄り添って弾いてみることで、あなたらしい表現力を育てることができます。

雨だれ(前奏曲作品28-15):療養の病床における不安

なんともいえない刹那でやるせなさに満ちた名曲、雨だれ。

ショパンの有名な恋人、ジョルジュサンドとの逃避行先であるマヨルカ島での切ない一夜に生まれた名曲です。

※source: https://s9.imslp.org/

穏やかで静かな規則正しい雨音がベースではあるものの、中盤は低音の旋律と半音の重なりあう不況的和音が相まって壮絶感を増しています。

とはいえ、コーダ的に繰り返す末尾の主旋律が帰還を示すような余韻を醸し出します。

告別と同様、音運びとしては難易度は比較的低く、初期段階から挑戦しやすい曲ではあります。

淡々と鳴り響く「ラ♭(=ソ♯)」の単音とオクターブの和音の重厚感が表現力に直結します。

淡々と鳴り響く「ラ♭(=ソ#)」。

1音1音を踏みしめるように奏でることで、美しく澄んだメロディと和音のコントラストが際立ちます。

雨だれの演奏ポイント:

・旋律部を奏でる右手は甘く切なく丁寧に、左手はあくまで淡々と静かに

・装飾音や1拍分の音数が瞬間的に多くなる箇所は、思いを馳せる感覚で軽く貯める

・副旋律部のメインは左手の音推移、繰り返すメロディに増す音に緊迫感を乗せて

1839年、病床がちであった29才のショパンの、1人留守番の夜に降り頻る雨と嵐。

バッハの平均律を意識したというショパン前奏曲集の1曲。

短めでシンプルな音はこびでありながらも、ベートーベンにも通ずる重みある感情たっぷりの1曲です。

軍隊ポロネーズ(作品40-1):力強い舞踊曲

舞踊なのに逞しい!?一見紐づかないですよね。

とはいえ、幼少期には母のピアノで染み込んだポロネーズ。

初めての出版から長期的に作曲されたポロネーズ、30歳前後の作品では逞しさや華やかさが際立ちます。

※source: https://s9.imslp.org/

今にも蹄や踵で地を踏む力強い音が響いてきそうな迫力です。

拍の歯切れの良さを意識することで、3拍全てに力強く鳴り響く華やかな和音が際立ちます。

曲調が穏やかに変化する中間部を含めて安定のテンポであり、表現の難易度は低めです。

とはいえ、ふんだんなオクターブ移動と5本全ての指で弾く重厚和音が連続します。

腕に負荷をかけずに弾き切ることができるよう、手首と柔軟な力使いを意識した練習が必要です。

勇ましい3拍子際立つ力強さの表現、思わず力んでしまいがちです。

とはいえ、腕や肩に負荷をかけてしまうと、腱鞘炎など症状を引き起こしてしまうことにもなりかねません。

軍隊ポロネーズの演奏ポイント:

・8部音符が多い2拍目や裏拍で余計な力を抜く余裕を

・オクターブの音移動は小指(5)と薬指(4)を交互に使うことでスムーズに

・手首に力をかけず、手の重みで指先に重力をかける和音を意識

1838年の作曲当時から約100年後の第2次世界大戦、ショパンの諸国ワルシャワで鳴り響いたという軍隊ポロネーズ。

力強くも優しく規則正しい3拍子、底力のような逞しさを感じます。

英雄ポロネーズ(作品53):装飾煌びやかで豪華絢爛

華やかさの象徴のような豪華な曲!!思いますよね。

通しで弾いていると「まだ続くの!?」と華やかさのオンパレードにふと息をつきたくすらなる大曲です。

※source: https://s9.imslp.org/

とはいえ、恋人ジョルジュさんどが手紙にこの曲を表現したという「英雄たちの象徴」

その華やかさは、方々に散りばめられたベースの主旋律に帰属感すら感じます。

演奏においては、なんといっても壮大。難易度は高いです。

パーツに区切り、あなたが弾きづらいと感じる箇所を集中的に部分練習して組み立てる気力がキーになります。

メイン旋律と表情豊かな曲調に着目することで、変化を楽しみながら演奏することができます。

冒頭の半音階、華やかに跳ねる騎馬のようにリズミカルな絶妙な16部音符の連打。

そして、低音から高音までを一気に駆け抜ける風のような装飾音階。

リズムが繰り返される箇所は特に、メイン旋律への前段としての「溜め」が強調されます。

ショパンが生涯に渡り作り続けたポロネーズ。

中でも、繰り返されるメイン旋律の毎回音運びが、都度微妙に変化する豪華さが特徴的です。

英雄ポロネーズの演奏ポイント:

・和音の半音階は、音が途切れないスムーズな指づかいに注意

・短い休符とスタッカートに注力!重みを軽減させ軽やかさと華やかなリズムが際立つ

・高低音間を駆け巡る箇所は風のように爽やかに

・マーチ感溢れる繰り返しは淡々と前へ。華やかな箇所とのコントラストが際立つ

・中間部の長いスラーでつながる半音階の旋律は心休まる休息

ショパン32歳のポロネーズ。

あらゆる旋律が華やかで美しく逞しい、全部盛りの名曲です。

ショパンの子守唄(作品57):変奏曲生まれの独奏曲

どこかで聞いたような心地よい眠り。

華やかながらも繊細さ極まる、ショパン唯一の子守唄です。

※source: https://s9.imslp.org/

8分の6拍子で単調に奏続ける安定の伴奏。

対比するように絶妙に表情を変える旋律の音運び。

右手の繊細で美しい高音に酔いしれているうちに、瞬く間に弾ききってしまいます。

長さにすると4小節の旋律。

アレンジのバラエティ、そして優雅であまりに美しい装飾を加えて繰り返す繊細感は一際です。

シンプルで短い旋律を右手の変化のみで感慨深く深堀る絶妙な変奏曲です。

ショパンの子守唄の演奏ポイント:

・左手の安定的伴奏はあくまで淡々と静かに

・右手の音の変化は旋律を描きながら軽やかで繊細に

・どのアレンジでも旋律が引き立つよう装飾音はあくまで装飾的に

・半音階の和音は音が切れないよう指づかいを工夫

子守唄といえば、ブラームス、シューベルト、さまざまです。

とはいえ、ショパンの生涯34歳にしてただ1曲の子守唄。

全体を通して、少々音の繊維に複雑な箇所はあるものの、演奏自体は難しい曲ではありません

旋律の変換を堪能しつつ、終盤の羽根を休めるような安らぎのフレーズを丁寧に演奏することで、子守唄感はより一層その温かな雰囲気を増します。

子犬のワルツ(作品64):静と動が絶妙な1分練習曲

コロコロ上下感の音を駆け巡る、別名1分ワルツ。

ショパンの作品の中でも有名で、比較的初期段階で挑戦することも多い名曲です。

※source: https://s9.imslp.org/

自身の尻尾を追いかけてくるくる回る子犬の様子を表現したという逸話は有名です。

子犬同士が戯れあって上下する様子も愛らしいですよね。

ほぼ全体を一気に駆け巡る軽快さ。

フラットが多いとはいえ比較的素直な音階の指づかいで上下するによる単音の音取りが可能です。

ベース音ような左手の1拍目と、軽快な右手を特に意識することで、コロコロとした愛らしさが際立ちます。

ページにして3ページ、その速度は、冒頭に「プレスト(Presto: きわめて速く)」と指示があります。

子犬のワルツの演奏ポイント:

・軽やかに弾き切ることができるよう右手を練習

・トリルは愛らしさの極み、部分的に引き込もう

・1小節1拍感になる弾き切り

・明快な強弱に着目

・一貫したペダル使いを徹底

全体を通して一貫したペダル使いを徹底することで、曲のリズム感が際立ちます。

また、わかりやすい強弱指示は無理なくわかりやすいです

決め手はトリル。繊細な装飾をしっかり練習することで「くるっと!」感が引き立ちます。

即興的にサクッと作成されたという、ショパン37歳の練習曲。

クレッシェンド(だんだん強く)、デクレッシェンド(だんだん弱く)の繋ぎ強弱指示も意識することで、曲の表情を楽しみながら一気に弾き切ることができる名曲です

まとめ:通称も有名なショパンの名曲たち

これまで、通称を通しても親しんでいるショパンの名曲をショパンの年齢順に厳選紹介してきました。

・革命のエチュード(21歳):連打の左手、右手は付点が映える技巧的練習曲

・別れの曲(23歳):ショパンの生涯映画にも使用された、和みと葛藤感際立つ練習曲

・華麗なる大円舞曲(23歳):同音連打と装飾音際立つ、軽快で壮大なワルツ

・幻想即興曲(25歳):規則正しい音並びが左右の独立によりハープ的に響く名曲

・告別(25歳):ゆったりエレガント、感情表現豊かで穏やかなワルツ

・雨だれ(29歳):美しく澄んだ旋律と差し迫る左手の和音の際立つ繊細な前奏曲

・軍隊ポロネーズ(29歳):適度な脱力が力強さを表現になる、歯切れ良い舞踊曲

・英雄ポロネーズ(32歳):静と動とエレガントさが際立つ華やかさオンパレードの舞曲

・子守唄(34歳):4小節の旋律の反復が絶妙なアレンジの変奏曲

・子犬のワルツ(37歳):即興的で軽快に駆け抜ける1分練習曲

とはいえ、ショパン自身は作品に愛称がつくことを好まなかったようです。

作品には作品番号で。愛称による情景描写や先入観なく、自身を含め、演奏者の感情と抑揚を尊重していたのかもしれません。

ぜひ、あなたの気持ちに向き合える感情豊かなショパンの1曲、今日から練習始めてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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