
指、もっとスムーズに動かないかなぁ。。。。思いますよね。
イメージしやすい日常として、運動に例えてみましょう。「体硬いなぁ」と思った時、あなたは何をしますか??。。。。そう、ストレッチや柔軟体操、しますよね。
そして、考えてみましょう。例えばバスケットボールのウォーミングアップ、ボールに触れずにダッシュしたりフェイントの練習しますよね。テニスのウォーミングアップ、ラケットやボールに触れずにストレッチしますよね。アキレス腱や肩の筋肉をほぐし、それからラケットを持って素振り練習に入りますよね。
コレ、ピアノを弾く指においても同じです。指が疲れる、指が上がらない、腕が疲れる。。。さまざまな「スムーズ」へのかったるさに備えるには、「指のトレーニング」が効果的です。ピアノを弾けるという実感。その1つは、「思ったように指が回る」ことだったりしませんか??
この記事では、日常的にできる「効果的な指のトレーニング方法」をご紹介します。
もくじ / Table Of Contents
トレーニングが必要な理由とは?指の使い方と動かし方の原理
指が思うように動かない。。。その根本原因って、何だと思いますか?
答えは、ものすごくシンプル、「余計なところに余計な力が入っているから」です。一見矛盾しているように聞こえますが、運動に置き換えてみると、当たり前であることが実感できるはずです。
バスケットのシュート。手首のスナップや足のフットワーク、俊敏になればなるほど、余計な力が抜けて、ゴールへの意識を高めることができます。
スキーやスノーボード。足首や指先、ふくらはぎの筋肉や重心のかけ具合が柔軟にできるようになればなるほど、より力まずに進行方向に意識を集中することができるようになります。
つまり、「指のトレーニング」は、日常的に意識していない筋肉をほぐすために必要です。

改めて考えてみると、日常生活で指を単独で動かすことなんて、ほとんどないですよね。にもかかわらず、指で弾くことに対して余計な力が入ることは、さまざまな「できない」を引き起こします。
指に力が入っていることが原因でできないこととその理由:
・指が動かない:指が独立していない
・指が上がらない:指をバラバラに動かすという感覚をつかめていない
・指が広がらない:指を広げる筋肉がほぐれていない。
・指が疲れる:重力を使えてえていない
・腕が疲れる:姿勢や体勢に無理がかかっている
お箸を使う、ペンで字を書く。手としての意識はあっても、指という単位で力加減を意識することはないのではないでしょうか。さらに、指と指を広げることになると尚更です。あえていうなら、パソコンのキーボードタッチくらいですかね。。
では、いかに余計な力を入れずに弾く事が出来るよう筋肉をほぐすか。。。。
以降で、ピアノがなくても日常的に出来るトレーニングを具体的に解説します。
いつでもできる!指の独立を促すトレーニング
ピアノのに向かうの億劫なんだよね。。もしかすると、ピアノはすでに荷物置き場で、、、、鍵盤に向かい合う気になれていない方もいらっしゃるかもしれません。
トレーニングとは、何もピアノと向き合ってできることばかりではありません。むしろ、指のトレーニングは、鍵盤に触れずに、日常的に意識していない指のための筋肉をほぐす、大切なウォーミングアップです。

この章では、指の独立をサポートするのに効果的な3つのステップを紹介します。
指が動かない?リラックスの入り口は「伸ばしてほぐす」
あなたは、指1本1本の感覚を意識したこと、ありますか?
ピアノは、指の1本1本が鍵盤に触れることで音を出す打楽器です。まずは、指の感覚と、その関節や筋肉を実感しましょう。
指を「伸ばす」トレーニング:
①指を握る:右手は左の指を、左は右の指を、1本1本握って軽く引っ張る
②関節をほぐす:指の根本から指先まで、関節を含めて各パーツの感覚を意識する
③指で丸みを作る:指の関節でスムーズなカーブを作り、内側から力加減を確認する
運動の前、足の筋肉ほぐしますよね。太もも、ふくらはぎ、足首、足の指。。。。
ピアノの指のマッサージは、手の指それぞれを、右足や左足全体に見立ててイメージするとわかりやすいです。
ピアノの鍵盤は、キーボードよりも格段に段差と段差と重く、一見力が必要に思えます。
しかし実際、力加減を意識することはほとんどありません。まずは、指の余計な力をほぐす、パーツのマッサージでウォーミングアップしましょう。
指が上がらない?人差し指以外でもやってみよう「トントントン」
テーブルを人差し指でトントントン。。。。すること、ありませんか?
その何気ない一瞬、人差し指以外でゆるゆる試すと、指のトレーニングになっちゃうんです(笑
日常生活において、小指や薬指を意識すること、ほとんどないですよね。なので、あえての薬指と小指。
ピアノを弾く時には、指の力加減や長さに関わらず「均等に音を連打する事ができること」が重要なポイントです。
つまり、人差し指や中指を支えるように追随する薬指と小指の筋肉を「トントントン」。刺激して鍛えます。
普段使わない指だからこそ、その単独で動くという実感を楽しみながら、チャレンジしてみてください。あ、軽くなった。。。。その実感が、あなたにとっての指から放つ力の均一性を実感する第1歩です。
隣の指同士で交互に動く?「タリラリランッ」を試してみよう
人差し指の「トントントン」それが、もう少しエスカレートすると、中指と2本で「タリン」っとなること、ありませんか?
人差し指と中指、長さ的にも最もよく使う指です。その、何気ない指遣いを薬指と小指に応用すると、それはなんと、指のトレーニングに早変わりします。
試してみると、どれだけ薬指を普段意識的に使っていないか、悲しいまでに実感できるのではないでしょうか。薬指の動き、中指や小指に左右されますよね。薬指だけ、なぜか、単独行動、やたら難しいですよね。
その「やたら難しい」をパラパラ動くようにするトレーニング、それが、この「タリラリランッ」です。
人差し指と中指の動きと同じように、中指と薬指、薬指と小指、と、隣り合う指同士の独立感を刺激しましょう。
音のきめ細やかさを決定づけるのは、「どの指でも同じような音を出せる」かどうかに、完全に依存します。
しかし、普段使わない指が、軽やかに動く事ができないのは当たり前です。あなたの「タリラリランッ」が、そのヘルプの基本です。
指が丸くならない!?弾き方と形を整えるトレーニング
どこで弾く?指と指のタッチでこんにちは
ピアノの鍵盤、どこで弾くの?そんな悩みも多いです。指は、先すぎると爪がカチカチ音をたて、寝せすぎると早く動かす事ができません。
手の形と指のしっくりフォームは、親指と他の指をまるぅく合わせる形です。

まずは、親指と人差し指でお金やOKのサインを作ります。次は親指と中指、そして親指と薬指、さらにちょっと伸ばして親指と小指。薬指や小指は、まるい形を作るのにすこーし力かかりますよね。
実感できてきたでしょうか。指先同士が触れ合う時、指先の少しぷっくりした箇所がこんにちはするその位置が、そのまま、鍵盤に触れる指の位置です。
このように、「まる」を意識的に作る時に触れ合う指先の感覚を掴むことで、鍵盤に触れる指の位置の感覚を整えることができます。
リラックスの仕上げ!手の平と甲の筋肉マッサージ
さあ、指のリラックス、だいぶできてきたでしょうか。指のトレーニングとは、実はそのまま、指の独立とリラックスです。
仕上げは、指の付け根と手首を繋ぐ、手の平と手の甲です。
手のひらを「リラックス」するマッサージ:
①指の付け根を和らげる:右手は左手、左手は右手の親指の腹を使って、それぞれの指の付け根をぐるぐるする
②母指球をほぐす:力のある人差し指の先半分全体を使って、ぎゅーっと挟む
③手の甲と手のひらをほぐす:親指と人差し指の先指半分全体を使って、ぎゅーっとなぞる
指の長さや向きにより、届かないなど物理的に動かしづらい場合は、あなたの指を動かし易いところを探してみてください。
感覚的にでも、手がほぐれていく「リラックス」を掴むことが重要です。
まとめ:日常的にいつでもできる指のトレーニングとは
これまで、トレーニングといっても、、、、とつい立ち止まってしまいがちな「指のリラックス」について解説してきました。
・リラックスの入り口「伸ばしてほぐす」は、指1本1本の感覚の意識付け
・均等な連鎖の基本「トントントン」を人差し指以外でもやってみよう
・パラパラ動く「タリラリランッ」は、隣の指を交互に動かす感覚の意識付け
・親指と他の指を順にまるぅく合わせる「親指タッチ」は、鍵盤に触れる指の位置の確認
・リラックスの仕上げは、指を支える手の平と甲の筋肉マッサージ
ピアノ、いつでも弾けるわけじゃないし、気分乗らないし、、、つい言い訳してしまいますよね。
しかし、実は指のトレーニングはいたって単純。着替える必要も、ピアノの前に座る必要もありません。
あなたの両手があれば、移動中でも、食事中でも、会議中でも場面に関わらず取り込むことができます。テレビや映画を見ているときなど日常生活のどの場面でも取り入れることができます。
指の筋肉をほぐすことは、ピアノの椅子に座ったり鍵盤に触れる前にできる柔軟体操です。
ぜひ、あなたのリラックスのひと時に、いつでもどこでもできる指のトレーニング、始めてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。