
楽器の王様、ピアノ。弾けたらかっこいいなぁ。。思いますよね。
とはいえ、大人からでも始められるの?どれくらい弾けるようになるの?不安でもあると思います。
また、幼少の頃少し習ったけれど、もう弾けない。。。ピアノはあるけれど弾けなくて。。。。という場合もあるかもしれません。
端的に言って、いつから始めても、ピアノは弾けるようになります。
大人から始めて発表会などで演奏されたり、お子さんのレッスンを機にピアノを始めて親子連弾を楽しまれる大人の方も多いです。
この記事では、全くの初心者からピアノを始めたいあなたにオススメする、厳選のアプローチ法をご紹介します。
もくじ / Table Of Contents
まずはイメトレ!さまざまなピアノ曲をたくさん聴こう
あなたには、すでに好きなピアノ曲や作曲家がいますか?
好きなピアニストや演奏家でもかまいません。
ピアノに限ったことではありませんが、同じ曲であっても演奏者によって曲風は全く変わります。
いろいろなピアノの音、さまざまな曲を聴いてみることにより、後のあなたが演奏したい音色のイメージを育てることができます。

楽譜には、音のリズムや速さ、強弱など作曲家の意図を示すさまざまな記号や表現が盛り込まれています。
しかし、演奏には、指のタッチや表現の捉え方に加え、演奏者の感情などの個性がプラスされます。
一口に「リタルランド(だんだんゆっくり)」といっても、どのくらいが「だんだん」なのか、その頃合い人によって異なるのは当然です。
まずはいろいろなピアノの音、さまざまな曲、そしてバラエティ豊かな表現を聴き比べてみましょう。
あなたが曲に対するイメージにぴったりの演奏に出会い、繰り返し聴き続けることで、あなた自身の表現が豊かになります。
グッズにトライ!お気に入りの空間で心地よく始めよう
音楽室って、独特の雰囲気がありますよね。
ピアノは基本持ち運びをしない楽器です。つまり、あなたがピアノのある空間に行って弾くことになります。
従って、その空間に赴くことが楽しみで心地よい時間になるように、環境へのワンポイントを添えましょう。

例えば、ピアノカバーやクッション、もちろん音楽にまつわるメトロノームや見やすい楽譜。
とはいえ、あなたのお気に入りのグッズ、必ずしも音楽に関わるものである必要はありません。
それは、部屋の照明器具やカーテンであるかもしれませんし、カーペットやソファかもしれません。
また、音楽にまつわるレコードやスピーカーなど、音楽を楽しむための付属品であるかもしれません。
あなたの好みに合ったグッズをピアノ空間に取り込むことで、ピアノを弾く時間はより一層楽しく堪能することができます。
楽譜を読むために!指の練習をしよう
手の指、親指から小指まで、長さも太さも全部違いますよね。
ものすごく単純にいって、親指や人差し指の力は強く、薬指と小指の力は弱いです。
しかし、ピアノの演奏には「粒を揃える」ということが、至極頻繁に重要なキーになります。
モーツアルトやシューベルトのパラパラ音が転がるような演奏では特に、どの指かを感じさせない粒揃いが演奏のヒケツです。

指は片手5本しかありませんが、ピアノは88鍵、高さが異なる黒鍵と白鍵が横並びです。
指を潜らせたり手首の動きを工夫したりと「同じ粒度の音」を出すための工夫に役立つのが、指練習でありリズム練習です。
指の練習のための教本もたくさんあります。
どんなにピアノを弾き慣れている人でも、実際の曲に入る前に、ウォーミングアップとして指の練習を取り込むことは多いです。
ピアノの指の練習は、弦楽器の音合わせや声楽者の発声練習にも共通するものがあります。
指の練習をすることで、あなたの今日の演奏状態を確認し実感することができます。
まずは片手から!右手と左手を分けて部分的に練習しよう
音を同時にたくさん奏でるピアノ、実現したいですよね。
ピアノが楽器の王様と呼ばれる所以の1つに、同時に多数の音を奏でることができることが挙げられます。
ざっくりいって、ピアノ演奏では、端的に左右両手の指10本である10音を同時に奏でることが、技術的に可能です。
しかし同時に、その音を奏でるのはあなたの右手または左手であり、強いてはあなたの指1本1本の音色に起因します。

完成イメージから逆算したときの片手で奏でる音色は、明らかに物足りないです。
左手の練習では特に、曲全体のイメージに紐づかないような音が混ざっていることさえ多いです。
しかし、指の動きをつかんでさりげなくサポートする伴奏、その上でうっとりするほどまでに美しい旋律は成り立っています。
まずは片手で力まずに弾けること、それが、左右の旋律の共存を裏付けられるだけの無意識感への差別化に繋がります。
全体の中であなたの片手がどの枠割を担うのか、それが、片手練習の醍醐味です。
エントリーは安定感!ゆっくりから始めてリズムを育てよう
早く弾けるようになりたい。。。当然思いますし焦りますよね。
とはいえ、無茶してもピアノは弾けるようにはなりません。
むしろ思った以上に基本ができていればどうにかなるものであり、いくら焦っても上達の実感は伴いません。
まずは焦らずあなたの現状に合わせたテンポで淡々と奏でてみることが、全体感を創造する近道になります。

端的に言って、初めからあなたの指は思ったようには動いてくれません。
つまり、あなたの理想とあなたの現実の間に大きなギャップがあるのです。
そのギャップを優しく埋めてくれるのが「ゆっくりから始めること」であり、イメージをスローモーションで楽しむことができる至福のときでもあります。
速度を遅くすることは恥ずかしいことではありません。
あなたの指と体感にあった速度から始めて、準備ができた段階で徐々に理想に近づけていく。
そのステップバイステップが、あなたの理想と現実の双方を近づけます。
最大の近道は、スピードにとらわれず、あなたのペースで徐々に理想に近づけていく、そのマイペースへの踏ん切りです。
第1歩として、ゆっくり弾いてみる。そこがあなたのエントリーポイントです。
イメージを育てる!曲のフレーズを比喩表現してみよう
想像力。。。音楽に関しては、絶対的にイメージが音に影響します。
驚くべきことに、音色の変化は想像力で圧倒的に異なります。
メロディのイメージ、あなたは何を思い浮かべますか?
水面、月夜、朝焼け、草原。。。何にでもなり得ます。
曲のイメージを景色で思い浮かべることで、あなたの表現力が顕著にブラッシュアップされます。

あなたが弾きたい曲、連想する景色はどんな情景ですか?
冒頭は水が流れる煌びやかさ、中盤は草原の風のような爽やかさ、そして後半はずっしりした鉛のような重々しさなど。
例えば、ショパン「子犬のワルツ」。子犬が自分の尻尾を追いかけてクルクル回る愛らしいリズミカルさとよく表現されます。
表現は無数です。
あなたは何を刺激に景色を連想しますか?その連想は、音色からでも、楽譜からでも、リズムからでも構いません。
空想を通して曲のイメージを連想する、それが、あなたのクラシックを楽しくする入り口です。
気楽に構える!気軽に気長に楽しもう
何事も継続に繋がるのは「気軽」に「楽しむ」時間です。
苦手だと遠ざけたり面倒だと言い訳してしまいがちかもしれません。
しかし、ピアノや楽譜を身近に置いていつでも触れられる環境で共存することで、あなたならではの日常になっていきます。

あなたが心地よい景色に想いを馳せながら音を奏でる、それが親しみ楽しむ最大のコツです。
心地よく一緒に過ごすことで、音楽を継続的な日常に取り込むことができるようになります。
まとめ:ピアノは弾けるようになる!楽しく馴染もう
これまで、全くの初心者からピアノを始めたいあなたにとっておきの、7つのアプローチを紹介してきました。
・まずはイメトレ!好きなピアノ曲や作曲家・演奏者への出会いを大切に
・グッズにトライ!楽しみで心地よい空間へのワンポイントアイテムを
・ウォーミングアップ!指の練習のキモは「音の粒度」を揃えること
・まずは片手から!片手練習の醍醐味は無意識感を差別化する全体の中の各パーツ
・テンポはゆっくりから!安定的に弾ける速さで弾き込むことで全体感を創造できる
・フレーズを例えると!?柔軟な比喩表現で曲を豊かにブラッシュアップ
・気楽に構える!ピアノや楽譜を身近に置き、いつでも触れられる環境で共存しよう
ピアノは、敷居が高いとっつきにくい楽器ではありません。
きっとどうにでもなる。そう気軽に捉えて楽しむことから始めることで、ウキウキワクワクしながら継続することができます。

あなただからできる創造力を育て、あなたらしい表現豊かな演奏に繋げていきましょう。
ぜひ今日から始めてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。